薬剤師 クリニック研修

【薬剤師 男性 23歳】 2009/7

この研修を通じて一番勉強になったことは、医師と患者の会話を直接聞けて、その上で医師がどのような薬を出すかを見られたことです。
まず、診察室での会話で思ったことですが先生は患者さんとのコミュニケーションがとても上手で患者さんから非常に信頼されている医師だと思いました。繁忙時でも先生は患者さんの話をよく聞いていて、逆に先生も患者さんに症状の経過などを詳しく聞いていて、一人一人丁寧な診察をしていることが信頼につながっているのだと思いました。検査結果の説明に関してもとても丁寧に説明していて、例えばLDL-C(悪玉コレステロール)というのは体に必ずあるものだけど、過剰にあると血管に張り付いて血管の弾力性がなくなり、血管が狭くなってしまい最終的に動脈硬化や血圧上昇などを引き起こしてしまう、というように一般の方でもわかりやすいようにきちんと説明して、卵が特にコレステロールの元になるなどと、食生活に関してもアドバイスをしっかり行っていた光景は印象に残りました。
次に処方薬に関してですが、これに関しても先生は患者さんにきちんと説明をしていました。例えば痔の処方に関しては治ったと思っても薬を使うのをやめてしまわないで、3か月程度は続けて薬を使うようにして下さい、などと必要最低限度のことは説明していました。医師がどの程度薬に関して説明しているかを知ることが出来たので今後の自分が薬剤師として服薬指導の際にどのくらい患者さんに説明すべきか及びどのような内容を特に患者さんに説明すべきかということをこの研修で学べたのは非常に大きかったです。また先生の処方で一つ思ったことは、漢方薬の処方が比較的多かったように思いました。私は、漢方薬に関してはあまり深く勉強しておらず、初めてみるような漢方もいくつか処方されていたので、今後は漢方薬に関してもっと勉強するようにしたいと思いました。
印象に残った症例としましては、実習初日でかなり早い時間に来られた痛風の成人男性の患者さんです。私が痛風の患者さんを見たのはこの時が初めてでして、1日か2日間お酒を飲んだだけで突然痛風発作が起こったようで、ものすごく痛そうにしていて水分が大量に溜まっていたのがすごく印象的でした。
今回の研修を通じて先生およびスタッフの方々には非常に感謝しております。私の研修期間中、皆様方の仕事の邪魔・迷惑になっていなければ有り難いです。一週間お世話になりました。